フィンコンフォート

フィンコンフォートの3つのライン
フィンコンフォートの靴は大きく3つのラインがあります。1つ目は発売当初からの「フィンコンフォート」は時を超えて履ける、定番タイプの靴が多くあります。2つ目は歩くことのサポート感や安定感がある「フィンナミック」。 ダイナミックに歩けるという意味も込めた造語ということです。 そして、3つ目は昨今登場した、スニーカータイプで流行を意識したデザイン性が高い「フィンコ」。それぞれに良さがあります。お好みにあった靴があるといいのですが。 フィンコンフォートタイプは手縫いでソールと結合しています。この手縫いのステッチを見ると、ドイツの熟練の技術を持つ職人の方が手作業で一針一針、靴底とアッパー部分を縫い合わせてくれてるんだなぁと、 とても大切に履きたくなります。 この手縫いソールタイプは、ソール全替えが何回もできます。この3つのラインの中で、一番修理しながら長く長く履けるタイプ。フィンナミックもフィンコももちろん修理ができますが、ソール全替えの大きな修理は1回のみとなります。いずれにしても、アッパーも修理可能なので フィンコンフォートの靴は長い付き合いになる靴なんです。

白い靴を履くと若く見えるって本当かな
「白い靴を履くと若く見えますよ。」靴の代理店さんからこんな言葉を聞きました。「え~本当~!?」 スニーカーが欲しいと思っていたのでそれではと思い白めのスニーカーを購入。この言葉に惑わされ、いえ、惹かれていつもは汚れが目立ちにくく無難な色を買うのですが、思い切って厚底スニーカーのフィンコンフォート ピカデリー2780をゲット。そして、早速履いてみると、、確かに、白い靴を履くと自身から見ても若く見える。。と言いますか、履いている本人の気持ちが白スニーカーを履くことで、なんか、こう、すがすがしく活動的な気持ちになります。気持ちが浮足立つといいましょうか。足取りが軽快になるかもしれません。したがって 第三者の方がそういった気持ちでいる人を見たら若く見えるのかも。。と思いました。色の力ってすごいですね。これが、もし黒だったら、なんだか落ち着いた感じになりますもんね。ピカデリーはフィンコンフォートの「FINCO(フィンコ)」という流行を意識した新しいライン。 若い方にも、そして手にして頂けるおしゃれなデザイン。デニムでも、長めスカートにもあいます。靴が映えて、おしゃれ度がアップ。履き心地はもちろん

最高のつっかけ、フィンコンフォートのピサ
フィンコンフォート Finn Comfortで定番の人気モデルはいくつかりますが、サンダルで一番言えば、間違いなくピサ(PISA 2501)の名前が上がるでしょう。そのためか春夏(SS)、秋冬(AW)のカタログでは毎回新しいデザインが登場。サンダルなのに、秋冬も新デザインってなぜ?このピサは靴下と合わせて年間通して使えるオールシーズン型サンダル。または、季節を問わず、履きたくなる方が多いとも言えます。仕事の事務所履き、室内履きとしても人気。踵がないため、すっと履ける。いわゆる、つっかけ的な要素がサンダルと 言ってもいいかもしれません。家のまわりの雑事やご近所の用足し事の際に気軽に履けると愛用者が多いのですが、つっかけと聞くと、脱げやすいというイメージがあります。しかし、ピサはただのつっかけではありません。踵が無くも、靴紐タイプの靴と遜色ない履き心地。フィンコンフォート独自のインソールと甲の3本のマジックテープのベルトがあるために得られる安定感。マジックテープは太めで様々な足の幅にカスタマイズでき自分の足とサンダルがしっかりフィットさせることができます。足幅の融通が利くので

フィンコンフォートの細足さんのスニーカー
フィンコンフォートの2023年SSのスニーカーは色がとってもきれい。定番の白ベースのものだったり、淡いパステル系のものだったり、見るだけで、あちこち歩きたくなってしまいます。今回は、細めの足幅の方用のレザースニーカー、東京 2959 と神楽坂 2954の2つのモデルをご紹介します。サイドのジッパーがなく、またつま先先端部分に切り替えがないのですっきりとしたラウンドトゥのつくり。それゆえかスマートな雰囲気があります。ソールも薄く、軽快感があります。 神楽坂には甲部分にはメダリオン飾りがあり東京には外側のサイドに遊び心でフィンコンフォートの「F」パンチングがありアクセントとなっています。どちらもフィンコンフォートのフィンナミックシリーズで靴底が丸くなっている「ローリングソール」で振り子の原理で足が前に運びやすくなっています。どちらも同じ木型で作られているのですが、 どちらかといいますと、 東京モデルの方がより足幅が細かったり、薄かったりする方向け。東京は甲のつま先サイドから縫い合わせがあります。 この重なり、縫い目があることでその部分に硬さが発生し、幅がある方にはこの部分があたります。

靴のバックルとベルクロ
フィンコンフォートの靴を履く時に、靴紐あるいはマジックテープ(ベルクロ)で締めています。 靴業界でマジックテープを使うことは当たり前となっていますが、 フィンコンフォートにおいて、このマジックテープ、実は日本企画からの発想なんです。それまでは今のマジックテープの部分はバックル(び錠)を使っていたんです。 バックルって、見た目かっこいい感じがしますが、 靴を脱いだり履いたりすることの多い日本人にとっては、面倒。 べりべりと簡単にはがし、そしてまた、ぴたっと自分の足に微妙な塩梅でつけられるマジックテープのほうがラクチンですよね。 しかし、靴文化が長く、また靴は朝から寝るまで履くものという認識の外国の方には、靴紐だろうが、バックルだろうが面倒くさいという認識はありませんでした。 でも、日本のマジックテープデザインの登場で、 今や、フィンコンフォートのバックルがこれに代わりました。 これってすごくないですか。 私も、フィンコンフォートのナッシュビルを愛用しています。 毎回マジックテープをべりべりはがして、かかとトントンしてから 自分の甲の高さに合わせ

フィンコンフォートの日本企画モデル
。 フィンコンフォートの靴は、主に本国ドイツ企画と日本企画に分かれます。 日本企画とはフィンコンフォートの日本の代理店が、企画して作られたもので モデル名には日本の地名がつけられています。 比較的、日本企画ものはファスナー付きが多いのが特徴。これは、脱ぎ履きが多い日本人ならではの発想からきたものでしょう。ですから、靴を脱ぐ機会のないドイツ企画のものにファスナー付きのものはありません。ちなみにどんな日本の地名がつけられているかご紹介します。 ●レースアップのスニーカー系の靴では、 八王子、押上、東京、小樽、尾瀬、神楽坂、築地など ●ハイカット、ショートブーツ系の靴では、 町田、函館、松本、など ●ストラップパンプス、サンダル系では、 長崎、日比谷、羽田、駒沢、上野、青海、幕張など 身近な名前が付くとなんだかうれしいですよね。 ちなみにどうして、日本名だけに限らず地名をモデル名として使うのか。これは商標登録に関係しています。たとえば独自のネーミングを考えて、販売を始めたとします。 商標登録をしなくても、商品の販売をすることはできます。

フィンコンフォートのルームシューズで姿勢よく。
さて、おうち時間は意外と長い。 その時間はずっとスリッパを履いている方多いのではないでしょうか。 特に寒い季節はなおさらですね。 だからこそ、「誰が履いてもいいスリッパ」ではなくて、「自分の足にあったサイズの自分だけのスリッパ、室内履き」を履いてほしいです。 フィンコンフォートの室内履きは、人間工学に基づいたインソールで、 足裏に心地よくフィット。しかもインソールまでウール製でぽっかぽか。 ぺったんこのスリッパとインソールとアウトソールのしっかりしたスリッパでは、履いた時の体の姿勢が違います。 姿勢が変わると、気持ちも体にかかる負荷も違ってきます。足元が冷えやすいキッチンでの長時間の立ちっぱなしでも、土踏まず部分をしっかり押し上げてくれます。事務所履きとしてもお勧めですよ。 フィンコンフォートでは落ち着いた雰囲気のチロル 6500 やなんだか履くだけで元気になれるゴムス 6569が推しです。 アッパーやインソールはウールなので体感温度を上げてくれます。寒いと猫背になりがちですが、足元からかっこよく、温かく過ごしたいですね。

フィンコンフォートの靴を履いてみるとインソールがうすっぺらくない、しっかりした作りだと気づくかもしれません。この硬めの中敷きが貴方の体をしっかり足元から支えます。 硬いと言っても、かっちかちではありませんよ。 素材は主にコルク。このコルク製インソールが、落ちかかっている3つのアーチ(土踏まず・外側アーチ・横アーチ)を無理のない絶妙な塩梅で支えます。「無理のない絶妙な塩梅」とは、、、。足ってとっても敏感。小石ともいえないほどの小さな石など靴に入るとすごく気になりませんか。ですので、丈夫で融通のきかない硬さで土踏まずを支えるととっても疲れてしまいますし、場合によっては体の不調の原因にも。でもフィンコンフォートの中敷きはコルク製なので自然に足に合わせ沈んでくれます。そして沈むだけでなく、じわりじわり足の底から押し上げてくれます。足裏にある3つのアーチ(土踏まず・外側アーチ・横アーチ)をサポート、支えることで、姿勢を崩さない健康的で安定した歩行ができます。 特徴ある凸凹により足が靴の中で滑ることが少なくなり、

フィンコンフォートの靴専用インソール、アインラーゲン
フィンコンフォートの靴は、長い付き合いになる方が多くいらっしゃいます。 しかも、その履き心地の良さからヘビーローテーション気味。 その履き心地の良さは中敷きに大きく起因しています。 「整形外科的にアーチを支えるアインラーゲン」といわれていますが、 難しいことは抜きにして、とにかく履いてみるべし。 中敷きが足裏にくっついてきて気持ちがいいですよね。 その硬さ加減も絶妙。 そしてヘビーローテーションに耐えうるには やはり、定期的にシューケアをしたり、修理しながら大切に履くことでしょう。 長く履けば履くほど 革の風合いも味が出てきますし愛着もでてきます。 しかし、アッパーは靴のお手入れできれいになっても なかなか中敷きは完全にきれいになりにくいも事実。 こちらは中敷きだけ販売もしております。 気になる方はご連絡くださいね。 インソールを変えると気持ちも新鮮。 靴を脱ぐのも恥ずかしくない。

フィンコンフォートの東京 2959は細身の足の方に
市場において、ここ何年もスニーカーが人気です。 フィンコンフォートでも人気のスニーカーが東京 2959です。 毎シーズン新しいデザインが登場して、靴屋の私も楽しみにしています。 2022年の秋冬にもタイプの異なるデザイン2種が登場しました。 本当にタイプが違うので迷うところです。これはもうこの好みで選ぶしかありませんね。 その迷うところがまた楽しみでもありますが、、。 よかったら覗いてみてくださいね。 さて、先日のブログでは八王子と小樽の違いをご説明しました。 あちらもいわゆるスニーカーといってもいいかと思いますが この東京と違いは何か。 大きく違うところは靴幅です。いわゆる日本でいう”E”の数で言いますと、 東京は2Eから3Eとなり、細身の足の方にお勧めです。 指先近くまでヒモが通っていますので、しっかり足に合わせて履けます。 足が薄いのに外反母趾でお悩みの方にもあわせやすいかと思います。 また、印象としてはこちらの東京モデルの方がシャープな感じでしょうか。 サイドにはアクセントにフィンコンフォートの頭文字の”F”の模様飾りがあります。

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