又、ヒントを仕入れました。

高齢者の方のための靴調整法を学んできました。

 

高齢化が進み、足にトラブルのある方が増えています。

快適に歩いていただくためには、お一人お一人に寄り添った靴の調整が必要です。

新潟医療福祉大学の阿部先生の教えを請いに東京まで行ってきました。

 

何度も何度もお聞きするうちに、だんだんと身につくことも多く、

今までの復習も含め、新しい方法もいくつも仕入れてきました。

足の状況を見極めることから始まって、

その方にとって最適な方法を探りながら調整していくんです。

まさに、お客様と私たちシューフィッターとの共同作業で、

履き心地を作っていきます。

 

パッド一つで、足や身体の状況が変わっちゃいます。

例えば、外反母趾の方の場合には、

足についている筋肉のどこをどうすればいいのか、

足の裏に痛みがある場合には、どこにパッドを入れたら軽減されるのか、

奥が深い!!

 

日々勉強の連続ですね。シューフィッターにとって、

これでいいという時はありません。

改善方法は無限にあるといっても過言ではないくらい、

お一人お一人で方法が違います。

 

靴屋って、そうやってお客様のお役に立つことが出来るんですね。

ありがたいことです。

ただ、靴を売るだけでなく、本物の靴屋になれるよう、頑張るでな!

一緒に受講した皆さんと阿部先生を囲んで、ハイポーズ!!
一緒に受講した皆さんと阿部先生を囲んで、ハイポーズ!!
左:靴に入れたインソールです。 右:インソールはこんな風です。(裏面)
左:靴に入れたインソールです。 右:インソールはこんな風です。(裏面)