靴なんか・・・

「靴なんか・・・」この言葉を数日前に2人のお客様から続けて聞きました。

めちゃくちゃショック！！！

 ドイツのコンフォートシューズ（価格34,000円程）の修理をお持ちになられた女性。修理に5,000円ほどかかるとお伝えしたら・・・「えっ！そんなにかかるの！！だったら靴なんか4～5、000円で買えるからそれを買って履くから修理しません。」「買う時10年くらいは履けますよって言われました。」ともおっしゃいました。履きっぱなしで10年履けるとお思いなんでしょうか？メンテナンスは必要なんですが、販売する時の説明不足なんでしょうか？・・・お持ちいただいた靴はご購入後1年もたっていない靴なんです。

もう一人の方は、男性のお客様で、ポルシェに乗ってご来店。スリッポンタイプの靴をお持ちになり、甲のミシン目がほつれたので修理してくれとのこと。しきりにいくらかかるかお聞きになるので、「1,000～1,500円くらいですね。」と申し上げると「そのくらいまでなら修理してくれ」と・・・「靴なんか3,000円くらいで買えるからあまり修理代がかかるんならやめようと思った。」と・・・

靴のことをその程度しか思っていないんだと感じ、靴業界に携わる者として、なんとも寂しく悲しくなりました。

業界も足の重要性と靴の機能性がいかに大事かをお客様にお伝えしてこなかった付けなんだとも思いました。チャントした靴をチャント履けば健康な歩行や充実した幸せな生活のお手伝いもできることをお伝えし続けなければならないと強く思いました。

今度、歩行チェックの講座があるので受講してきます。お客様のお役に立てる情報とノウハウをGETして来ます。又、報告しますね～