「比叡山延暦寺」根本中堂へ行ってきました。

日本仏教の母山 「比叡山延暦寺」 東塔に行ってきました。

京都へは訪れる機会も多くあり、何度も行ったことはありますが、比叡山延暦寺へは初めて行きました。比較的近くなので、いつでも行けるなんて思っていて、なかなか行く機会がなかったんですが、たまたま仕事の都合で時間ができたので、いい機会だと思い足を伸ばしました。

何の下調べもして行ったわけではないので、行き当たりばったりでしたが、とにかく国宝である「根本中道」は見たいと思い、東塔へ行きました。お恥ずかしいことに、行って初めて知ったことですが、「比叡山延暦寺」は、3つの地域で構成されていて、それぞれ東塔地域・西塔地域・横川地域といわれています。そして、延暦寺という堂塔はなく、比叡山そのものが延暦寺であるということも知りました。

総本堂「根本中道」は、東塔地域にあるので、東塔へ行きました。

運よく改修工事に入る直前で、じっくり中まで拝観することができました。

本尊は、最澄自ら刻んだといわれる薬師如来がまつられ、開創以来の”不滅の法灯”が1200年の時を越えて輝いていました。

お堂の中には読経の声が響き渡り、さらに荘厳さを増し、何とも言えない雰囲気で、心が洗われるというか、心が穏やかになるというか・・・

とにかく言葉では表現できない何かを感じます。

仕事や時間に追われる毎日を過ごしているので、久しぶりに心穏やかな時間を過ごすことができました。

最澄の教え【一隅を照らす】

『お金や財宝は国の宝ではなく、自分自身の置かれたその場所で、精いっぱい努力し、それぞれの持ち場で全力を尽くすことによって、光り輝くことのできる人こそ、何物にも代えがたい貴い国の宝である。「人の心の痛みがわかる人」「人の喜びが素直に喜べる人」「人に対して優しさや思いやりが持てる心豊かな人」こそ国の宝である。』

よ~く肝に銘じて生きていきたいものです。

入口には、「一隅を照らす」の碑
入口には、「一隅を照らす」の碑
「照千一隅此則国寶」一隅を照らすの碑の裏側です。
「照千一隅此則国寶」一隅を照らすの碑の裏側です。
荘厳なる「根本中堂」
荘厳なる「根本中堂」
東塔(左)と阿弥陀堂(右
東塔(左)と阿弥陀堂(右)

大講堂
大講堂
中の階段が垂直状態の「文殊楼」
中の階段が垂直状態の「文殊楼」


足の健康と靴を考える

シューフィッターのいる店 カインド

〒395-0041 長野県飯田市中央通 3-14

TEL:0265-23-9241

FAX:050-3730-4919

www.kind-iida.com