カインドの吉沢 秀明です。

疲れない靴の専門店 カインド TEL:0265-23-9241


飯田市の名物靴屋はこうして生まれました。

1951年 靴屋の長男として、東京品川で生を受ける。

1953年 父親が長男ということで、実家の信州飯田へ。

そして、父親が靴屋を開業する。

物心ついた時から周りは靴ばかりで育つ。

「長男だし将来は、後を継がなきゃいけないのかなあ」なんておぼろげながら思いつつ少年期を過ごす。

1970年 母の勧めもあり公認会計士をめざし中央大学へ進学。

しかし、2年生も終わりになるころ、どうも自分には公認会計士は向いてないなって感じ、将来の仕事について迷いが生じてくる。

物心ついた頃からずっと靴に囲まれて育ちました。
物心ついた頃からずっと靴に囲まれて育ちました。
愛車でお客様をお出迎え
愛車でお客様をお出迎え

友人の一言が転機に

そんな時、大学の友人から一言・・・

「お前はいいよな。親父が店をやってくれてるから。何もないものから何かを立ち上げるのと、何かあるところからスタートするのでは、雲泥の差だよ。」

そうか、小さくても店があるんならそれを生かしてやってみようと、結果的には後を継ぐ決心をする。それを告げた時の両親は、半分うれしいような、将来の苦労を想像するやらで複雑な表情だったのを今でも覚えている。

1974年 大学卒業後は、修行のため、ダイアナ靴店へ就職。

その後、23歳でカインド靴店へ。

仕事とは世の中の役に立つことをしなければという思いで毎日を過ごす中

「自分のしていることはどうなんだろう?」と考えると

答えにつまってしまった。

「シューフィッター」との出会い

お客様の希望する靴をただ販売すればそれでいいのだろうか?

売れればそれでいいのだろうか?

父親の跡を継いだものの、仕事に対する目的を見失いかけていた。

そんな時、「シューフィッター」というものを知る。

いずれその資格を取りたいと思っているとき、いち早く父親が資格を取得する。

1990年 続いて自分でも取得。しかし・・・

資格を取得しても、当時は、「シューフィッター」が世の中で認知されていなかったため、まだ実際には店頭で何の役にも立たないことがわかり、再び悶々として過ごす毎日。

「シューフィッター」の資格を取得したことで、足と靴についての興味が増し、いろいろなセミナー等に足を運ぶようになる。

売れればどんな靴を売ってもいいのか?

足のことを知れば知るほど、奥が深いことを知る。

そして、自分で販売している靴に対しての疑問がますますわき始める。

それとともに、毎日の接客で、お客様の足の変形にも気づき始める。

お客様が望むものなら売れればどんな靴を売ってもいいのか?

「足にとって本当にいい靴」とはどんなものかを

お伝えしなければいけないのではないか。

特に子供の足の成長過程を知ることで

「大人の足のミニチュアではない」という子供の足の事と、

日本には本当に子どものための靴が少ないことを知る。

特に子育て中のお母さん方にこのことをお伝えしなければいけないのではないか。

そうだ!!これこそ世の中の役にたつ仕事ができる!

足の健康を損なわない靴選びのお手伝いをすることは、

重要な仕事になると感じる。

大型ショッピングセンターの時代が到来

だが、まだまだ、「シューフィッター」は認知されてもいない時代なので、

急激に店の方向転換をすることはできなかった。

少しづつ足の健康のための品ぞろえを進め、店の方向転換を始める。

そのころから、マスコミ等でも「外反母趾」等の足の障害について取り上げてもらえる機会が増えだし、

徐々に、世の中も足の健康について理解をはじめ、

「シューフィッター」の認知度も高まり始める。

その頃、大型ショッピングセンターの時代が到来し、

飯田でも大型店出店の話がいくつも持ち上がるようになる。

将来的に商店街での営業に不安を感じ、出店の話を進めるも、

条件が合わず出店断念。

「足の健康と靴を考える店 カインド」の誕生


1995年 郊外にサティ(現イオン)、アピタが相次いで出店。

1997年には、ジャスコ(現イオン)も出店。

これを契機に、一層、足の健康のための靴屋としての店づくりをするよう

大幅に方向転換する決意をする。

 

「足の健康と靴を考える店 カインド」の誕生!

 

1999年 もっと自分を高めたいと思い、

「バチェラー・オブ・シューフィッティング」」(上級シューフィッター)を取得。

それと同時に、自分の知識不足や経験不足を痛感し、

さらに足の勉強をしなければならない使命感のようなものを感じる。

そして、ますます足の奥深さを知ることに・・・

本当に靴屋でよかったと思う


いろいろな方と出会い、

アドバイスを頂いたりする中で、新しいものの見方や発見を経験し、

知識不足、経験不足を少しでも補うことができ、感謝と勉強の毎日。

「この間買った靴、すごく良かったに。旅行に履いて行っても疲れんかった。」「履き心地がいいもんで、こればっか履いとる。」

「ここの靴を履くと、ほかの靴が履けん。」

こんな嬉しいお言葉を頂戴するたびに、やりがいを感じ、

「本当に靴屋でよかったと思う。」

お客様のお役にたつためには、まだまだ勉強です。

 

令和元年6月からは、よりお客様のお役に立てるように、「マスターシューフィッター」の資格取得に挑戦中です。

新しいことを学ぶにつけ、ますます足の為には、靴が重要だということと、

その為には、本物の靴をお伝えしなければならないという気持ちが強くなってきました。